クローラに対して情報の論理構造を伝達する
SEOにおけるページ最適化の目的は、特定のキーワードをタグで囲って目立たせることではありません。
文書の論理構造を明確に定義して、クローラに適切に情報伝達できるようにすることです。
つまり文法的に正しくHTMLタグを使いなさいという非常にシンプルなことです。
論理構造をはっきりしてあげれば、クローラはその論理構造から重要な箇所を抜き出し、ページが何のキーワードと関連性があるかを判断しやすくなるのです。
ブログが検索エンジンの上位に表示されやすいというのは、文書の論理構造をHTMLで定義し、ブラウザでどう見えるかはCSSで定義するという「論理構造と視覚表現の分離」が適切に行われていることが背景にあるのです。
こうした例からも論理構造を明確にしてあげることのSEO上のメリットはおわかりいただけるかと思います。
実験サイトを用意する
SEO対策の技術力向上は、もう実践がかなりの割合を占めます。SEO対策について知らない人は、本を読むことから始めてください。
本を読むだけである程度知ることが出来ますが、SEO対策は本を読まなきゃ始まらない程度です。
それは、まず用語の意味すら分からないと、結局のところ何を言っているのか分かりません。
何もないまま実践では危ないので、ある程度ネットで情報を集めます。
それを自分なりに仮説立てて試していくのが有効です。そのためにメインサイト及び実験サイトが必要です。
SEO上級者はほとんど実験サイトを持っていますし、中級者で持っている方も大勢います。