マルチブラウザ対応
パソコンにプリインストールされているOSは、Microsoft Windowsが世界的に圧倒的なシェアを誇っていることもあり、ホームページを閲覧するアプリケーションとしては、Internet Explorerが9割前後使われていると言われています。
しかし、これまでに多くのセキュリティホールが発見されており、ウィルスやワームの標的になりやすいことから、Firefox、Safari、Opera といった他社製のブラウザを利用する人もいます。
どのブラウザで閲覧しても、ホームページの内容が同じに見えなければならないのが当然なのですが、ブラウザおよびバージョンによって、HTMLの実装の違いがあったり、スタイルシートの解釈が異なったり、JavaScriptのメソッドの動作が異なったりするため、ページの表示内容は複数のブラウザで確認する必要があります。
と言っても、世に存在するブラウザ全てで確認作業を行うのは、工数的な問題もあり不可能と言えます。しかし、2、3種類のブラウザで確認するだけでも、表示の違いを発見できたりするものです。
ホームページのテーマ
ホームページを作成するにあたり、まず考えるべきことは「何を伝えるか?」です。つまり、ホームページのテーマをきちんと決めることが最初の一歩です。
とりあえず作ってみよう感覚で、自分の趣味や興味を持っていることに関する内容で作り始めた結果、ホームページ全体として何を伝えようとしているのかがわからないというケースをよく見かけます。もちろん、これが悪いと言っているわけではありません。
ホームページを作ること自体が楽しいと感じている場合や、仲間内で盛り上がっている場合は、何の問題も無いと思います。
しかし、せっかく作ったホームページですから、たくさんの人に訪問してもらうほうが良いのではないでしょうか。そのためには「何を伝えるか?」をはっきりすべきです。
そうすることにより、その情報を探している人達に多く訪問してもらい、そして検索エンジンのロボットにも、そのホームページの内容を明確に伝えることができます。
ホームページ作成は、まず全体で何を伝えるのかを示す「大きなテーマ」を決めた上で、それを詳細に分類するテーマを考え、そして各ページを作っていくことが、SEO対策を行う上でも重要です。